週末と月末が重なった日(2010.4.30)

　今日も雨が降っていました。どうせならば雨は休日に降って欲しいものです。と言っても晴れの休日が嫌いだということはありません。

　昨夜は強い風が時折吹いていました。いつも以上に何度も目が覚めたのはそのせいもあったのでしょう。明日から数日間はのんびりと眠りたいものです。

　さて、今日は週末の金曜日と月末の30日が重なりました。小売業ではありませんから、だからといって何か影響がある訳でもありませんが、何となく心弾むように感じられるのは明日から5連休になるからでしょう。

　連休で最も嬉しいのは初日だと長い間思い続けていました。しかし最近では連休の前の晩が最も嬉しく感じられるようになっています。つまりそれは今夜ということになります。

　いくら嬉しさが前倒しになったからといって、もう連休も4日しか残っていない、と明朝に目覚めた際に感じるのだけは避けておきたいところです（笑）。じゃ、そういうことで。

ビッグマックと昭和の日(2010.4.29)

　今日は朝から雨となる予報でしたが、降り出したのはようやく昼近くになってからでした。好きな雨の休日を楽しもうと思っていた私にはやや不満が感じられる休日となっています。

　今日のB.G.M.は休日にはあまりふさわしくない戸川純とヤプーズの『裏玉姫』です。『パンク蛹化の女』が秀逸です。すべてにおいてやる気を失ってしまう危険な曲ですが（笑）。

　さて、今日は私にしては珍しくマクドナルドからtake awayしたビッグマックで昼食を済ませました。セットとコーヒーもう1杯（ボブ・ディラン）どちらも無料でした。無料だったのには理由があります。先月末に東京に出かけた際に乗ったJALの搭乗案内票（Boarding Information Slip）の裏面に印刷されていた無料引換券を使ったのです。

　私はいつも携帯電話（おサイフケータイ）で搭乗していますが、出発口でタッチするとこの搭乗案内票が出てきます。このところマクドナルドの引換券が印刷されているのですが、いつもコーヒーが当るばかりでしたからわざわざ使ったことはありませんでした。しかしビッグマックのセット（ポテトM＋コーヒーS）が当っては使わずにはいられません。そうして使用期限が切れる前日にようやく権利を行使した次第でした。

　私が大學生だったのは昭和の時代のことですが、その頃のハンバーガーは高級品でした。マクドナルドで腹を満たすためにはそこらの定食屋で大盛を食べるよりも高いお金を必要としていたのです。

　そんな時代に思いをはせながら食べたビッグマックは昭和の味がしました。どうやら昭和も遠くなりつつあるようです。じゃ、そういうことで。

高速道路値上げ(2010.4.28)

　今日は強い風に雨が乗って吹きつけていましたが、幸いに退勤する時は晴れ間が見えていました。明日はほぼ雨になるそうなので、私の好きな雨の休日を心ゆくまで味わいたいものです。

　我が家に届いたばかりのZeaLは昨夕、地元のバイク屋にドナドナされて行きました。機嫌を直し元気になって戻るのは連休明けになるのでしょう。

　さて、先日小樽に行った際に高速道路を走って強く思ったことがあります。政府の高速道路料金改定案は、少なくともこの私にはほとんど恩恵をもたらさないということです。

　この辺りでは岩見沢以遠の高速道路料金が無料化されるとされていますが、私が最もよく使っている岩見沢-札幌間は何も変化がありません。それどころか、ETCによる通勤割引が廃止されるために倍増してしまうことになります。

　それではいったい恩恵を受けるのは誰なのでしょう。それは「都会から地方に遊びに行く人」の姿しか思い浮かびません。都会に住む人は普段は高速道路を必要としていないでしょう。ですから通勤割引が廃止されてもあまり影響は受けないと思われます。地方重視と声高に言いながら、ここでも地方が蔑ろにされようとしています。

　ただひとつ評価できる点があるとすると、高速道路料金の上ではこの岩見沢がどうにかぎりぎりに都会扱いされている、ということでしょうか（笑）。

　もちろん笑ってはいられませんけれど。じゃ、そういうことで。

不機嫌なZeaL(2010.4.27)

　今朝は晴れています。久しぶりに職場から遠くの山を見渡すことができます。山はもちろん白い雪を戴いたままです。これが消えるのは１ヶ月後でしょう。

　今日はモールス電信機を発明したサミュエル・モールスが生れた日だそうです。モールス信号といえばタイタニックが有名でしょうか。「SOS」という遭難信号を最初に使ったのはタイタニックだったと伝えられていますが、実は違うのだそうです。

　さて、ZeaLが届き簡単な点検を済ませた後に私は試乗に出かけました。行き先は郊外のいつもの農道です。ここはバイパスが完成して旧道となってからは人も車もほとんど通行しなくなったためにとても都合がよいのです。

　実はそこに着くまでにおかしな挙動がありました。そして目的地で試乗中も何か通常とは違うように感じていました。このZeaLのエンジンはかつて私が乗っていたYAMAHAのFZR250と同系統ですから、本来の動きをよく知っています。

　翌日、私は試乗を延長し小樽に出かけました。4年前に亡くなった従兄の墓参りに行く用事があったのです。前日の違和感は確信へと変りました。明らかに異常でした。それどころか、帰りの高速道路上ではついにエンジンがストールするという恐怖さえ味わってしまったのです（笑）。

　帰宅し販売店に連絡すると、費用は販売店負担でこちらのバイク屋に修理に出すよう依頼されました。おそらく岩見沢でYAMAHAの二輪を最も多く扱ったことのあるバイク屋に昨日寄って話をすると、快く受け入れてもらうことができました。　

　今日の夕方にZeaLは早くも私を離れて一時的にドナドナされることになりました。調整だけで済めば次の5連休中に乗ることができそうですが、部品交換を伴うならば連休明けになるでしょう（部品供給が止るため）。

　それでも半年も探し待っていたバイクです。さらに待つことくらいどうということもありません。じゃ、そういうことで。

ZeaLバッグ(2010.4.26)

　今日も青空がのぞいています。気温は相変らずの低めですが、今週後半から平年並に戻るとの予報を信じましょう。裏切られてもどうということはありません。

　高速道路料金改定問題はまだ迷走を続けそうです。世界を代表する先進国の政権を取った割に、民主党は相変らず学級会という井戸の中の言い争いを続けています。高速道路の問題ですから迷走は困りますね。

　さて、半年待ち続けた後にようやく見つけたZeaLはかなりのものでした。どのような経緯で使われていなかったのかはわかりませんが、錆や日焼けがほとんどなかったということは、かなり風通しのよく暗い所で保管されていたことがうかがわれました。

　タイヤももちろんほとんど減っていなく、触った限りではひび割れや硬化も見られませんでしたが、さすがにこれは新品に交換しておいた方がよいだろうと考えました。

　驚いたのは、付属品がすべてそろっているということでした。車載工具はもちろんのこと、リアシート（タンデムシート）したに収納されている専用バッグ（通称はZeaLバッグ）もきれいなままでした。これは部品として取り寄せると9千円以上にもなります。

　店の人に聞くと確かに埃はかなりのものだったようで、シートを開けるとまだそこに残ったままになっていました。しかしそれは拭けばよいだけのことです。

　問題のエンジンも左側に立ちゴケをしたような小傷はありましたがオイル等のにじみもなく、アルミの地肌はほぼ新車と同じそのままでした。タンクにも小傷はもちろん凹みもなく、200km超という走行距離が嘘ではないことが推測されました。

　そうして私は早速通り雨の上がったばかりの農道に試運転に出かけたのです。じゃ、そういうことで。

ZeaLがやって来た日(2010.4.25)

　今日も晴れたり曇ったりの1日でした。気温もあまり上がりませんでした。春からこれでは今年の農作物はどうなってしまうのでしょう。既に野菜は品不足で値上がりしています。　

　金曜日の半日休も含めると2.5連休となった最終日は3度も風呂に入りました。風呂の中で生活できたらどれほど気持ちのよいことでしょう。すべてを忘れてふやけてしまいたいものです。

　さて、3月末に東京で買い付けたどでかいものが、1週間の旅の後に昨日ようやく配送されました。4トン車に載せられ厳かにやって来ました（実際には運転手が我が家を見つけられず車で迎えに行ったのですが）。YAMAHAのバイクZeaLです。

　この半年の間は毎日ネットの中古バイクサイトでよい出物を探し続けてきました。もうあきらめて適当なところで手を打つしかない、そう思っていた先月末に所用のために上京するわずか数日前にそれは姿を現しました。何と走行距離がわずか200km台のとてもきれいな上物でした。

　これ幸いとばかりに上京のついでに練馬区のバイク屋にそれを見に行き、そのまま内金を支払って契約をしてきました（笑）。その後整備に入り、こちらからの残金の送金を終えて練馬区のバイク屋からドナドナドナされたのが14日のことでした。それから他のバイクをお供にあちこち寄り道をしながらようやく我が家にたどり着いたのです。配送伝票を見ると東京から埼玉、そして浜松を経由し北海道に渡ったようです。

　トラックの荷台が開くと神々しいまでのそれが姿を現しました。昨年10月にそれまで乗っていたバイクがドナドナされて以来探し続けて来たのですから、感激も一入（ひとしお）です（死語）。

　現物を見た際にも充分きれいな車体でしたが、整備されたそれはますます美しく、新車同様とも言えるほどでした。これで今年の楽しみができました。しかし好事魔多しです。じゃ、そういうことで。

奇跡の38歳は奇跡を起せない(2010.4.24)

　今日の午後はほんの一瞬だけ雨が降りましたが、その他は歯ほぼ晴れか曇りが続きました。気温は10度そこそこでしたが、陽の出ている間は暖かく感じられました。

　先月末に東京で買い付けたどでかいものが今日ようやく配送されました。約１ヶ月かかりましたが、そんなものでしょう。

　さて、奇跡の38歳と呼ばれている丸岡いずみをキャスターに抜擢した日本テレビの報道番組が苦戦を強いられているそうです。確かに彼女は38歳の割には肌もきれいで美人の類でしょうけれど、だからといってキャスターとして適性がある訳でもありません。

　彼女はかつて北海道のローカル局（UHB）のアナウンサーでした。いなくなったと思ったら時々日本テレビの番組で顔を出し始めたので移籍したことがわかりました。

　彼女は元々発声がよくありません。無理に咽を抑制したような声は聞き取りにくく、しかも聞き苦しくさえ感じられます。ですからニュースを読む技術でいえば、あの小林麻耶の方がまだまともと言えます。画面を見ずに声だけ聞けばすぐにわかるでしょう。

　残念ながら彼女がメインのキャスターを務めるほどの技術を持っているとは思えません。日本テレビは彼女を大きく育てたいのならば、もっと我慢をするべきでした。

　彼女は会社の都合で犠牲になったのかもしれませんが、奇跡の38歳はまだ奇跡を起すことはできないでしょう。じゃ、そういうことで。

絶対王制(2010.4.23)

　今日は曇りです。昨日の疲れは残ったままです。今日は自分の仕事を終えた後にようやく時間ができたので、休みを取って早めに帰宅しのんびりと体を休めていました。明日から休みなのがこの上なくありがたく感じられます。

　自民党のオオカミ中年はとうとう党を飛び出して既成の他党に合流し乗っ取ることにしたようです。改革という名とは裏腹に何とちっぽけな考えでしょうか。

　さて、こども市長が駄々をこね続けている鹿児島県の某市では相変らずの無法状態が続いているようです。裁判で懲戒免職が取り消されたにもかかわらず職員の復職も出勤も認めていませんでしたが、判決後の初給料日である21日にもやはり給料が支払われませんでした。

　自治体の首長がこれほどあからさまに法律を無視していることも信じられませんが、職員も同様に法を無視していることも信じられません。いくら市長の専横があっても、これでは市役所ぐるみの無法と言ってもよいかもしれません。

　どうやらこの某市では市長が絶対君主と同じ存在であるかのようです。「鹿児島のルイ14世」と呼んでもよいでしょう（笑）。不思議なのは市民がこのような市長を未だに戴いているということです。

　近世の西ヨーロッパでは市民革命が起りましたが、現代のこの某市ではそれも望めないのでしょう。じゃ、そういうことで。

頭痛肩凝り(2010.4.22)

　今日はとても忙しく、天気がどうだったのかさえわかりません。どのくらい忙しかったかと言うと、朝から午後までほとんど立ちっぱなしでしかも夕方近くには会議もありました。自席についたのは昼のわずかな時間だけでした。

　おかげで今日は夕方から頭痛と肩凝りがひどくなってきています。世界中の空港が閉鎖されても今日は何も感じられません。こんな私に誰がしたのでしょう（笑）。じゃ、そういうことで。

空港(2010.4.21)

　今朝は朝のうちは雨が残っていましたが、昼近くになるとそれも上がり空が明るくなりました。月曜日の得体の知れない疲労感は消えましたが、まだ体の怠さは残っています。これも毎日が緊張と弛緩の繰り返しだからなのでしょう。

　昨夜帰還したスペースシャトルで山崎直子さんが戻りました。すぐに取材に応じていた彼女の様子を見ると、かつて宇宙に滞在した飛行士は帰還後しばらく隔離されていたことが遠い昔のことと思い出されました。

　さて、アイスランドの火山噴火に伴う欧州の空港閉鎖はようやく解除に向っています。欧州各地に出かけたくても出かけられなかった人、日本に帰りたくても帰れなかった人もようやく安心できたことでしょう。

　アイスランドは一昨年の金融恐慌の影響を強く受け経済危機が続いていた上に火山の噴火見舞われてしまったのですから気の毒としか言いようがありません。

　この国については首都のレイキャビクでかつてサミットが行われたことがあること、水力発電や地熱発電がさかんに行われていることくらいしか知りませんが、政治的には「もっとも汚職が少ない国」とも言われているそうです。

　今回のような天変地異による航空機の欠航の場合には航空会社に補償の義務はないそうです。つまり足止めされた乗客の滞在費は基本的に自己負担となるのだそうです。乗客にとっては踏んだり蹴ったりと言うところでしょう。

　『空港』と聞いてテレサ・テンを思い出してしまう私が恥ずかしく思われました（笑）。じゃ、そういうことで。

千載一遇(2010.4.20)

　今日は朝から小雨が降っています。午後からは本降りになるようです。明日まではこのような天気が続くのでしょう。春雨は塗れて参るものなのです。

　昨日の朝から私を支配していた疲労感は今日になるとやや軽くなったように感じられます。しかし疲労していることに違いはありません。G.W.の到来を心待ちにしています。

　さて、岡本真夜の『そのままの君でいて』が上海万博のテーマ曲に盗用された問題で、岡本真夜の所属事務所がコメントを発表しました。使用依頼を受け快諾した、との内容でした。私の考えた通りの対応でした。

　驚いたのは中国側がいち早く盗用を認めたということでしょう。面子にこだわる中国人の対応としてはとても意外に感じられる対応でした。確かにあれほど隅々まで同じでは言い逃れもできず、それならば傷を小さくしておくべきと悟ったのかもしれません。

　岡本真夜にとってはまさしく降って沸いた絶好の機会でしょう。自分からアクションを起し売り込んだ訳でもないのに、突然先方から使いたいと言ってきたのですから。しかもそのことによって世界中に曲が広められ、ギャランティも発生するのですから。最近あまり名を聞くことのなかった彼女にとっては千載一遇のチャンスと言えるでしょう。

　ただしこの万博を北京五輪に続く国威発揚の場と誇ろうとしていた中国にとっては、まさに国辱ものの出来事かもしれませんね。じゃ、そういうことで。

不信任案の否決は信任か(2010.4.19)

　今日は曇っています。朝からぼうっと体調が悪いのは天気のせいではないでしょう。3月下旬からの緊張が途切れたために今まで抑えられていたものが顔をのぞかせているのかもしれません。

　今週末には東京で購入したどでかいものが届く予定です。しかしどう受け入れてよいものか、まだ戸惑っている最中です。

　さて、鹿児島県のある市の混乱はますますその度合いを増しているようです。市長派と称される市議4名が市長の不信任案を提出しながら採決では反対に回り、結果的に全会一致で否決されるという事態に陥りました。

　反市長派の多数によって可決されれば市長によって議会が解散されるからと反対した一方で、提案した人間も反対に回るというおかしなことになりました。これで市長が信任されたと市長派は述べているようですが、これもまたおかしな話です。

　こんな市長を選んだのも市民ならば、こんな市議を選んだのも市民です。どちらも市民の支持を得たと思っているのですから厄介です。こうなればすべてを白紙に戻してやり直すしか無いように見えます。

　いったい敵の敵は味方なのか、あるいは敵の味方は敵なのか、くだらない面子によって物の道理がねじ曲げられているようにしか見えません。はっきりしているのは、これでその市政がますます混迷するばかりということでしょう。じゃ、そういうことで。

盗作(2010.4.18)

　今日は予報通りに午前は晴れ、昼頃から曇って午後には雨になりました。今日の予報精度は見事なものです。昨日は久しぶりに札幌のバイク洋品店に行きました。何も買わずに帰りましたが、やはり思い直して今日また出かけてグローブを買いました。

　その帰りには燃料の警告アラームが点灯したためにいつも以上におとなしく走りました。おかげで札幌から岩見沢の区間燃費は20.1km/lを記録しました。TSIエンジン＋DSGトランスミッションの威力です。

　さて、先週あたりに上海万博のテーマ曲の盗作騒動が報じられていました。岡本真夜の『そのままの君でいて』とメロディが同じであるというのですが、両方を聞き比べて本当に同じだったのでとても驚きました。

　日本文学にも伝統的に「本歌取り」や「引き歌」という手法がありますが、これはあくまで元の歌に敬意を表して行われるものです。しかしこの万博のテーマ曲に敬意があったとは考えられません。

　岡本真夜側はまだ何の対応もしていないようですが、どうするつもりなのでしょうか。もし私が彼女ならば自分の作品と明示させた上で使用を許諾します。そうすることによって自分の作品が世界に知らしめられ、しかもギャランティも入ります（ギャランドゥは入りません）。

　それにして一部を剽窃したのならばともかく、曲全部をそのまま使ったのはいかにも中国的な出来事と言えるでしょう。じゃ、そういうことで。

特大盛を食べてみました(2010.4.17)

　今日は午前は晴れていましたが、午後には曇ってきました。明日の午後は雨も降るようです。私の好きな雨の休日を楽しめるでしょうか。

　東京では雪が降ったようです。大學を卒業した年のように3月になっても雪が続いたことはありましたが、4月になっても降った経験はありません。

　さて、今朝は久しぶりに近所のTSUTAYAに行きました。以前は休日の朝になると必ずといってもよいほど行っていたものですが、この頃はそのような余裕が精神にはありませんでした。

　その後にふと思いついたことがありました。朝食前だったせいなのでしょう。吉野家の牛丼特大盛を食べてみたくなったのです。さすがに店で食べる度胸はなかったので、持ち帰りで買ってきました。さすがにずっしりと持ち重りがしました。

　家に帰って容器を見るとそれは特盛のそれでした。さすがに特大盛のために新たに用意することもないと判断したのでしょう。ふたを開けるとぎっしりと詰められた肉が背伸びをしたように盛り上がりました。しかし多いという印象は薄く、化かされたようにも感じられました。

　せっかくなので我が家の丼に入れ替えました。するとさすがにご飯と肉の量のバランスが通常のものと違うことをはっきりと見て取ることができました。この盛り上がる様は何かを期待する心を解き放ちました。

　しかし、食べてみるといつも通りの吉野家のそれでした。各店舗にスライサーが導入されてから肉の味が落ちました。さらにいつの間にか味が濃くなっています。味付けの濃い肉を大量に食べさせられるのはあまり楽しいことではありませんでした。もうこれを食べることはないでしょう（笑）。

　吉野家の業績が落ちているのは、味が落ちているとまで言わなくとも、ただただおいしくなくなっているからではないでしょうか。今月末のすき家の開店が待ち遠しく感じられました。じゃ、そういうことで。

ふきのとう(2010.4.16)

　今朝は晴れています。昨日の雪が嘘のようです。気温は低めですが、朝日の高さは春のそれを感じさせます。穏やかな陽気が続いて欲しいものです。春は人が遠くに行く季節、そして遠くに行った人が帰る季節です。

　ようやく金曜日になりました。昨年度までよりも数倍も週末を楽しみに過しています（笑）。先月末に東京で購入したどでかいものが今日発送される予定となっています。

　さて、昨日職場の駐車場に車を置くと、脇の植え込みからふきのとうが顔をのぞかせているのを見つけました。植え込みに蕗が生えているのはあまり好ましいことではないかもしれませんが、私にとっては春を感じさせてくれる植物のひとつです（もうひとつは水仙の類）。

　ふきのとうは天ぷらにするとうまい、とよく聞きます。そういえば先週の友人との集まりに同じような色形のものが出されていたような気もします。ひょっとするとあれがふきのとうの天ぷらだったのかもしれません。

　北海道出身の同名のフォークグループについては何度もこの欄に書いた通りです。特に春になると思い出されるのは、彼らの曲に春を歌ったものが多いからなのかもしれません。

　もうすぐ春を実感できる時期が訪れるのかもしれません。じゃ、そういうことで。

略称(2010.4.15)

　今朝の岩見沢は2cmほど雪が積っていました。タイヤ交換をしたばかりなので喜ぶことはできません。幸いに道路は無事でしたので、出勤に支障はありませんでした。

　昨日までと違い、今日は時間に余裕ができそうです。これまでのように見切り発車ではなく、机の上にたまったままの印刷物や書籍を整理し、本格的に始動しなければならないようです。

　さて、自民党を離党した人達が「たちあがれ日本」という政党を立ち上げました。何とも悲壮感の漂う党名です。しかしそれは本人の勝手ですからどうでもよいとしましょう。しかし略称については大いに疑問を感じています。

　彼らの届ける略称は「日本」なのだそうです。確かに正式な党名の一部ですから構わないのでしょうけれど、同じ略称は既に「新党日本」が用いられています。つまり次回の選挙で「日本」を記入された表は両党で案分されることになります。

　どうして略称が「たちあがれ」ではいけないのでしょうか。多党と同じ略称を用いることは、自党のアイデンティティを損なうことにつながるのではないでしょうか。自党に誇りを持っているならば、他党と同じではなく堂々と独自の略称を用いるべきでしょう。

　この一件だけでも、「たちあげれ日本」には何の新しさもないことを露呈しているようです。昔の名前で出て行った人達が昔ながらの発想でいるだけなのでしょう。じゃ、そういうことで。

雪舞(2010.4.14)

　今日は予報通り朝から雪となりました。職場も窓から見ていると時折激しく舞っていました。幸いに路面温度が上がっていたせいでしょう、雪は積ることなく夕方には路面も乾いていました。岩見沢はどうだろうとアメダスデータとライブカメラを参照すると、幸いにあちらも無事のようです。

　さて、今日も1日中多忙でした。どうしてこんなに忙しいのだろうと不思議に思えますが、なぜか多忙です（笑）。いったいいつになったら楽になるのでしょう。

　ぢっと手を見るのも飽きてしまいました。じゃ、そういうことで。

特大盛と吉野家の迷走(2010.4.13)

　今朝は曇り後小雨です。職場の周辺だけは相変らず強い風が吹いています。この風のおかげで夏は涼しいのですが、あまり風当りが強いのも困ります。

　先月末に東京で買ったでかい物は今週末に発送される運びとなりました。届くのは約1週間後の予定です。楽しみです。

　さて、吉野家が特大盛（とくだいもり）の発売を発表しました。ご飯が大盛と同じ320g、肉が大盛の2倍の220gなのだそうです。これはかなり食べ応えがあるだろうと期待しますが、値段は何と730円なのだそうです。確かに従来の特盛が630円（通常価格）なのでこの価格設定も無理はないと思いますが、牛丼の価格としてはいかがなものかと思われます。

　従来の特盛はご飯が大盛と同じ320g、肉が並盛の2倍の170gとなっています。肉の量が50g増えるだけで100円の高いというのは妥当なのでしょうか。1度は食べてみたいと思いますが、2度はどうでしょう。

　吉野家で牛皿をつまみにビールを飲める大人になりたい・・・貧乏だった大學生の頃の私の夢のひとつはこのようささいなことでした。未だその夢は果すことがありませんが、いつか自分が立派な大人になったと自覚できた時には是非果したいと今も願っています（笑）。

　最近は吉野家よりもすき家の牛丼の方がうまいと思っていました。いつの間にか岩見沢にもすき家が進出することがわかったのはつい昨日のことでした。この28日に開店するのだそうです。

　吉野家はいったいどうしようというのでしょうか。あちらこちら迷うことなく、原点に戻り牛丼の味で勝負する道を選んで欲しいものです。じゃ、そういうことで。

眠気との戦い(2010.4.12)

　今朝は晴れています。気温は0度をやや下回った程度です。天気予報では明日の未明に雪マークがついているのが気になりますが、どうにかなるでしょう。ケ・セラ・セラの境地です。

　さて、この2日間で体は休まったものの精神は休まらず、なかなか仕事のことが頭から離れません。この状態は今月末くらいまで続くのかもしれません。それは仕方のないことでしょう。

　しかし、それが眠りに影響を及ぼしていることに困っています。3月の下旬から夜中に目が覚めて寝つかれなかったり、あるいは朝早く目が覚めて寝つかれなかったりの繰り返しです。それが休日ならば別にどうということもありませんが、平日になると嫌なものです。

　そういえばこのようなことが前にもあったとふと思い出すと、それは前の職場に転勤した頃だったような気がします。あの頃は自分が意外にデリケートだったことに驚いたものです（笑）。

　救いは土曜日に給湯ボイラーが直ったことです。このような時期は今まで当り前に行われていたことが当り前に行われることが大切です。じゃ、そういうことで。

高速道路料金無料化とは値上げのことでした(2010.4.11)

　昨日は夕方から小雨になりましたが、今日はよい天気でした。気温も高く、暖房を切っても家の中は暖かでした。そう喜んでいられるのは今のうちだけで、職場では明日から通常の営業が始まります。

　昨夜は高校時代の友人と集まっていました。大學を卒業して以来ほとんど会っていなかった友人が帰省したためです。いつもとは違うメンバーで集まるのもまた別の楽しさが感じられました。

　さて、6月に導入される予定の新しい高速道路料金体系が発表されました。昨年の総選挙の民主党の公約のひとつは高速道路無料化でした。それには反対でしたが、先の発表はそれを上回るほどの改悪としか思えません。

　新制度では確かに無料化される区間も設定されましたが、それは利用の少ない郊外区間に限られています（総距離も全体の2割に過ぎません）。さらに有料区間にも上限料金も設けられました。

　一方ではETCによる各種割引が廃止されました。私が最も利用する岩見沢-札幌間の通勤割引（半額）も廃止されてしまいます。私は何年も前から取り付けていましたが、あれだけ餌を見せつけてETC機器の利用を促進したのはいったい何だったのでしょう。

　これでは1年前に慌ててETC機器を取り付けた人達はやるせないことでしょう。これは詐欺というものです。国民を愚弄することにかけては先の自公政権の上を行っています。

　あの代表と幹事長が居座っている限り、民主党政権は暗黒の底に国民を引きずり込むばかりです。じゃ、そういうことで。

ヱビスな夜(2010.4.10)

　今日は朝から晴れたり曇ったりが交互に繰り返されています。気温は高めですが夕方からは雨が予報されています。朝からタイヤ交換を済ませました。予報によっては週半ばにまた雪となっていますが、もう大丈夫でしょう。

　昨日行われた行事でこの春に予定されていたに二つの大きな山を越えることができました。楽々越えた訳ではなくへとへとのよれよれでしたが、ようやく心身とも一部が解放されたように感じられます。

　さて、昨日はそのような状態だったために、普段は酒を飲まない私も久しぶりにビールを買ってきて飲んでしまいました。どうせならばよいものを、ということでヱビスビールを2缶買いました。黒と普通のものを合せてハーフ＆ハーフを気取りました。

　今でこそプレミアムビールは珍しい存在ではなくなりましたが、昔はこのヱビスだけだったと言ってもよいでしょう。大學に入り上京した頃のことでした。プレミアムビールと称する要件として私が定義した「麦芽100%使用」という条件を満たしたものはこのヱビスしかなかったのではないでしょうか。しかも現在のようにどこでも買えるありふれた存在ではありませんでした。

　その後に相次いでキリンからマインブロイが、そしてサントリーからメルツェンが発売されたように記憶しています。当時主流だったラガーの苦味から解き放たれた味わいが魅力的でしたが、おいそれと（死語）大學生の手が届くものではありませんでした。

　そのようなことを思い出しながら時の流れも同時に味わった昨夜でした。じゃ、そういうことで。

キューサイのお知らせ(2010.4.8)

　今日もよい天気でした。昨日の朝積っていた雪はあっという間に消え、岩見沢の公式の積雪も0cmになりました。周囲を見渡しても、自然に積った雪はほとんど見えなくなりました。こうなると週末のタイヤ交換が楽しみになります。

　さて、今日と明日は超多忙となります。原稿を書く程度の時間は作れても、考えるだけの精神的余裕はできそうにありません。ただし休載と言っても青汁ではありません。キューサイといえば青汁、もうこんな使い古されて忘れ去られたフレーズしか思いつかないほど精神が疲れてしまっていることをご推察下さい（笑）。

　そんな訳で、今日と明日はお休みいたします。じゃ、そういうことで。

その日暮らし(2010.4.7)

　今朝は雪が積っていました。3cmほどです。なごり雪です。かぐや姫です。イルカです。市井沙耶香です。松浦亜弥です。平原綾香です。石川ひとみです。夏川りみです。坂本冬美です。東海林太郎です。これは違います。

　この季節の雪ですから幹線道路には積りませんでしたが、我が家の周辺は白くなっていました。タイヤ交換を待っていてよかったものです。それでもこの週末には交換してしまうでしょう。

　さて、今日もロングランの大きな会議が終了しました。午前にひとつ、午後にひとつです。午前はほとんど聞いているだけのものでしたが、午後のものは自分が主催し原案を提示するというものでしたから、ここ数日はその準備に忙殺されていました。

　とりあえずどうにか形を作って乗り切りましたが、またすぐに片づけなければならない用事が山積しています。いつになったらひと息つくことができるのだろうかとため息をついても仕方のないことでしょう。

　「その日ぐらしを気取ってみても　なんだか落ちつかなく只　あてもないあてどない汽車にとびのって」と歌っていたのは北海道出身のフォーク歌手である佐々木幸男です。その日暮らしは私の性に合っていることですが、だからといって汽車に飛び乗ることも叶わないようです（笑）。じゃ、そういうことで。

昔の名前で出て行きます(2010.4.6)

　今朝は薄曇りです。家の前の雪は今日帰った時には消えてしまっていることでしょう。夜は雪の予報が出ています。積るかどうかはわかりませんが、凍結の可能性はあるでしょう。

　昨日は銀行に行かなければならない用事があったために午後は休みを取って早退しました。その時に雪がほとんど視界から消えてしまっていたのでタイヤを交換したくなりましたが、週半ばには雪マークが見えていたので我慢をして正解だったようです。

　さて、自民党から次々と離党者が続きます。よく名の知られたいわゆる大物議員ばかりですが、それだけにインパクトはあっても影響力はないように思えます。つまり離党するのは既に過去の人になった人ばかりで、これからの日本を担う人の姿は見られないからです。これでは新しい極を作ることもかなわず、その他大勢の中に埋没してしまうことでしょう。

　これからの日本をどうすべきかということを考えるのは彼らに易いことでしょう。彼らにはそれだけの経験があります。しかしそれを実行する力が伴っているとは思えません。彼らは体を持たない、頭だけの存在に見えます。

　これからも自民党から出て行く人は続くかもしれませんが、頭だけではどうにもなりません。じゃ、そういうことで。

春の心はのどけからまし(2010.4.5)

　今朝は曇っています。それでも積雪はついに10cmほどになりました。明日には消えるのかもしれません。タイヤの交換は次の週末で間違いなさそうです。

　さて、昨日と一昨日は完全休養に充てましたが疲れは抜けません。温泉に丸1日ほどつからないと駄目かもしれません。しかしそうすると仕事には復帰できない体質になってしまうかもしれません。

　今日もぼうっとした頭で職場に来ています。いつになればこの霧が晴れるのでしょうか（笑）。とりあえず書くべき話題も思いつかないほどです。じゃ、そういうことで。

やわ肌の(2010.4.4)

　今日も晴れています。そう油断している心を見透かすように時折曇りますがすぐに回復します。週半ばには周辺の雪もすっかり消えそうです。しかしタイヤ交換は次の週末まで待つことにしましょう。

　2週間ぶりの完全休養日も2日目になりました。一昨日の引っ越しの手伝いによる筋肉痛はまだ消えません。温泉にでもつかりたいところです。

　さて、自民党の与謝野元財務省が離党届を提出しました。先に離党した平沼元経産相等と新党の結成に動いているそうです。彼等の来歴は相当なものでしたが、現在の力量がどの程度のものかはわかりません。

　与謝野馨と聞くといつも思い出されるのは、彼の祖父母が歌人の与謝野鉄幹・晶子夫妻であったという事実です。祖父母が近代の偉大な歌人であったということは、偉大な軍人や資産家であったということよりも誇らしいことに思えます（もし私ならば）。

　与謝野晶子といえばやはり『みだれ髪』が有名でしょう。彼女の名作を引いて貶めたという、かつての首相による蛮行も思い出されます。自民党をぶっ壊すと豪語し間違って日本をぶっ壊したこの首相の本願を、与謝野元財務省が叶えるとは皮肉でしょう。

　自民党は櫛の歯が抜けるように早晩崩壊してしまうのかもしれません。今年の参議院選挙まで、まだまだ大きな動きが続出しそうです。

　大切なのはそれらの中から本物を見極めるということでしょう。じゃ、そういうことで。

好事魔多し(2010.4.3)

　今日もよい天気でしたが、気温があまり高くはなかったようで雪解けはあまり進まなかったようです。それでもわが家の前の雪山は雪割りをしたおかげでかなり片づいています。

　今日は2週間ぶりの完全休養日となりました。明日も休めば（おそらく休めるでしょう）少しは気力と体力も回復するのではないでしょうか。そう願いたいものです。

　さて、この1週間あるいは2週間ほどのことです。洗面所の床が水で時折濡れるようになりました。洗濯機かと思っても違い、暖房ボイラーかと思っても違い、といって窓の結露にしては激し過ぎ、最後に疑ったのは壁掛の給湯ボイラーでした。開けてみると中の部品から水が漏れていることが判明しました。

　今日の午前に業者に来てもらったのですが、修理しようにもその部品が残っているかどうかはわかりませんでした。メーカーは既にボイラーの製造から撤退しているそうで、部品が残り少なくなっているとのことでした。

　それでは買い替えればよいかというと、それも難しいところです。というのも、ちょうど1週間前に東京でどでかい買い物をしてきたばかりだったからです（笑）。それはおそらく中旬か下旬に届けられることになっています。

　人生は本当に山あり谷ありです。じゃ、そういうことで。

金札効果(2010.4.2)

　今日は朝から晴れています。同僚の引っ越しが2件あるのでありがたいことです。昨日の暖気と夜の雨のおかげでこの1日で積雪が10cmほど減りました。このペースを保ってくれるとあと数日で消える計算になります。

　昨日の英国の新聞によると、エリザベス女王が格安航空会社の便に搭乗したそうです。あるいはなめると味のする紙も発明されたそうです。さすが英国人の考えることはひと味違います。

　さて、夜の便で帰道する際はいつも早めに羽田空港に入ります。夕食をとること、そしてエアポートラウンジで寛ぐことが目的です。出発の2時間以上も早く入ることも珍しくはありません。

　夕食はいつも同じものを食べてしまいます。「しまいます」と書いたのは理由があるからです。今日はとんかつを食べよう、パスタを食べよう、といつも考えながら行くのですが、着いたとたんにまるで条件反射のようにあるものを食べたくなってしまうのです。それはカレーです。それもロビーに面した、カウンターだけのカレー屋です。空港に行くとまずカレー、というのが私の常なのかもしれません。

　そして手荷物検査を済ませてからいつも行くのはエアポートラウンジです。クレジットカードのゴールドカードを持っていると、搭乗券とカードを見せると無料で利用できるシステムになっています。ここはコーヒーやジュース、そして牛乳等を好きなだけ飲むことができます。そしてゆったりと静かな環境で過すことができます。

　PC用の机も用意されています（PCは持ち込み）。そして今回気づいたのは、ついにインターネット用の回線が付設されたということでした。とりあえず急いで付けました、という慌ただしさがよくわかるようなコードの留め方でしたが、これも無料で使用できるのですからさらに快適さが増しました。

　飛行機と滑走路を見ながら自分のMacを使うことができるとはありがたいものです。このままここに住み着きたい、と願わずにいられませんでした。じゃ、そういうことで。

高校無償化法に隠された驚愕すべき事実(2010.4.1)

　今朝は曇っています。予報通り午後には雨になりそうです。この雨で雪解けが進んでくれるとありがたいものです。この積雪ではまだタイヤを交換する気にはなれません。

　昨日までの多忙さがようやく落ち着き、今日は久しぶりに頭を使わない単純労働をする余裕があります。何も考えずにぼうっと手を動かすことも必要でしょう。

　さて、高校無償化法が昨日成立し、今日から施行されることになりました。簡単にいえば公立高校は授業料が無料になり、私立高校はそれに相当する分が補填されるということです。

　しかしその陰には大きな事実が隠されています。これは意図的に隠蔽されたものか、あるいは誰も関心を持たないことだったのかはわかりません。しかし我々にとっては文字通り死活問題となります。

　実は高校無償化法は授業料を無償にするだけではなく、高校の教職員の給料も無償化するというものです。授業料を無償化するための財源は高校の教職員の人件費で相殺されるために、我々は働いても働いても給料が出ないということになってしまったのです。

　その代り、高校の教職員に限って副業の禁止措置が解かれることになりました（公務員は職務専念義務があるために法によって副業が禁じられています）。これからは昼間の無給の分を夜間のアルバイトでどうにか稼がなくてはならなくなりました。この事実は同僚のほとんどがまだ知らされていないことです。それほど周到に用意され隠された事実なのです。

　いち早くその事実に感づいた私は、先日上京した折に大學時代にアルバイトをしていた竹芝桟橋で面接を受けてきました。離島に赴任する友人を見送りに行ったのはそのためでした。めでたく採用が決りほっとしているところです。

　今月から私は昼は高校の無給教員、そして夜は竹芝桟橋の作業員として二足のわらじを履くことになりました。仕事のプライオリティが夜に移行し、専業の作業員となるのも時間の問題かもしれません。

　もしこのサイトのタイトルが「welcome to pinefield」から「welcome to bamboofield」に変更されていたら、そのようになったとご推察下さい。じゃ、そういうことで。